さんあいは、埼玉県深谷市にある児童養護施設です。

児童養護施設 さんあい

施設の概要

施設の概要と現状

さんあい園舎と「続あしながおじさん」

園長 髙瀨一使徒 

さんあいは、2008年に実現した園舎移転に際し構想から10年以上の歳月を掛け、施設養育の中で子どもにとって職員にとって最適な園舎はどうあるべきか研究し議論しました。そして現在の長屋のような集団式の小平屋の園舎となりました。 このことは奇しくも、小説「続あしながおじさん」の中に記されています。「続あしながおじさん」は、米国人小説家ジーン・ウエブスターにより1915年「あしながおじさん」の続編として出版されました。前作の主人公であるジュディの大学時代の友人、サリー・マクブライドがジュディの育ったジョン・グリア孤児院(児童養護施設)の責任者を任され施設改革に取り組む姿が描かれています。この物語の中で、サリーがジュディに当てた手紙に以下のような一文があります。

孤児院の内面的な仕事を考えれば、考えるほど、普通の家庭に匹敵する孤児院の唯一様式は、集団式の小平屋に限ると思います。家庭が社会の単位となっている以上は、子どもたちも小さい時から家庭生活の訓練を受けて行かなければなりません。 

 まさに現在のさんあいの生活様式と理念が100年以上前の小説に児童養護施設の生活様式の理想像として描かれています。さんあいは、園舎が集団式小平屋であることにこだわりました。上下に分断されない空間で生活する。そして一つひとつの独立した平屋が繋ることにより、お隣同士の助け合いと施設としての一体感を保っています。人は環境に影響を受けます。のんびりとした農村の集団式小平屋は、子どもたちと職員の成長に沢山の良い影響を及ぼしていると考えています。


施設の概要と現状(平成30年4月現在)

入所児童状況(学年別)
  幼児 小1 中1 高1 合計
 3  2 2  1  1  0  2  1  2 0  1  2  1  18
 4  1  0  1 2  1  0  1 2 2 1  2  0  17
   7  1  2  2  3 1  2  2 4 2  2  4  1  35
 計 7 13  8 7  35
措置理由別人数(主訴)
行方不明 離婚 死亡  経済的理由 虐待  精神障害 未婚の母 その他
 両親   両親
       5      2  4  15  3 5 3
面会状況の有無
28 7
平成28年度 退所児童数と退所理由
退所 退所児童内訳 家庭引き取り 里親委託 措置変更 就職/進学
 2         2

施設の規模と平面図

木造平屋建て 一棟 1369,67㎡
児童居室(連結小舎)/ 管理棟 / 地域交流ホール / 心理室 / ファミリールーム

平面図


職員構成

組織図

施設長 副施設長 里親支援 FSW 主任 副主任 ケアワーカー 心理士 栄養士 事務 合計
1 1 1 2 1 2(1名FSWと兼務)  21 1 1 2 32